"Neighbors 2 Sorority Rising" 『ネイボアーズ２ ソロリティー・ライジング（原題）』

監督：ニコラス・ストーラー

出演：セス・ローゲン、ザック・エフロン、クロエ・グレース・モレッツ

撮影：ブランドン・トロスト

音楽：マイケル・アンドリュース

92分

ダメっす！

家の売却が決まったマックとケリーのラドナー夫妻だったが、売却には１ヶ月の猶予期間があることを知らされる。何も問題はないかのように思われたが、ある日隣に新たな大学の女子友愛会が入居。リーダーであるシェルビーを始めとして彼女らは日夜パーティーに明け暮れ、静かになる気配がまるでない。
このままでは契約を破棄されてしまうためかつてのライバル、テディを仲間に加え女子友愛会に勝負を挑むことになるが！

１作目実は未見なんですが、まぁ本作からでもストーリーは追えたので、良しとしましょう。
というわけで、まぁつまらなかったです。いや、つまらないというと言い過ぎですが、観てもそこまで楽しめなかったです。

見どころといったらザック・エフロンのホレボレするような６パックだけ。

あとせっかく女子大生が出てきてるのにお色気が少ない！そしてあっても全然セクシーに撮れてない。仮にもR指定コメディなんだからもうちょっと攻めてほしかった！

別に常にエロが必要ってわけではないけど、やるべきことをやってないのはけっこう我慢ならない。一般的に言ったらシュワちゃんが出てるのに銃を撃たないとか、マイケル・ベイの映画なのに爆発がないとか、J.J.エイブラムスの映画なのにレンズフレアがないとか…。そういう観客の期待するものを入れるのは映画の作り手として当然。

というわけで女子大生が出てくるのにセクシー描写がしっかりしていないのはかなり論外！
『ワイルド・スピード』シリーズに毎回、意味のない改造車の集まりとセクシーなお姉ちゃんたちが踊っているシーンが入っているのを見習ってほしい。

そしてジョークが面白くない！これはコメディとして致命的。
子どもがディルド持ってたりとか、正直笑えない。

なんというかすべてのジョークがやってみないと分からなくて、やったらそんなに面白くなかったからそのシーンを短くしてごまかそうとしているのが分かるのがさらにイタい。

トレーラーにあるのにおそらくそんなに反応が良くなかったから削ったシーンもちらほら。
デブの女が中指立てながら車のガラスを突き破るショットとか、ソファに仕込んだエアバッグが暴発して吹き飛ばされるショットとか。これらはがっつり本編ではカット。

まとめると、観なくていいです。
僕も相当ヒマで観に行ってまぁ時間は潰せたと感じた程度でした。
これが忙しい時期にわざわざ時間を作ってまでして観に行っていたら、けっこう納得いってなかったでしょう笑

ザック・エフロンの肉体を大スクリーンで観たいという女子以外は、午後のロードショーでかかるのを待つのが賢明です。

トレーラー

IMDb　　　　　　　　　6.3/10
Rotten Tomatoes　　　　　62%
metaciritic　　　　　　　58/100

日本公開：未定

ーーーーーーーーー予習したい、そんなあなたにおすすめーーーーーーーーーー

『ネイバーズ』
１作目。すみません、僕も未見です…笑


『ハイスクール・ミュージカル』
ザック・エフロンが少年だった頃。


『ハイスクール・ミュージカル２』
ザック・エフロンがまだ少年だった頃。


『キック・アス』
クロエちゃんの出世作！あんなに幼かった子が今や女子大生役ですよ…。