監督:ピーター・アテンシオ
出演:キーガン・マイケル・キー、ジョーダン・ピール、ティファニー・ハディッシュ
撮影:ジャス・シェルトン
音楽:スティーブ・ジャブロンスキー、ネイサン・ホワイトヘッド
100分
やはりこの2人面白いです笑
彼女にフラれ意気消沈のレルのもとに突如現れた子猫。彼はその猫をキアヌと名付け、可愛がっていた。しかしある日親友のクラレンスと共に外出した隙に家を荒され、キアヌをさらわれてしまう。キアヌを取り戻すため、レルとクラレンスの2人は街のギャング集団が経営するクラブへと潜入するのだが…。
スッゲー良い、とまではいきませんが、コメディとして非常に堅い作りです。ちゃんと笑えますし、話もそれなりにありますし。
ところどころ展開が遅い場面があったりしましたが、そこはその間のジョークがハマるかハマらないかでしょう。時々笑えないジョークが続くこともあるので、そういう時はけっこう飽きますが、それを除けば比較的堅実なコメディに仕上がっていると思います。
なによりこの猫のキアヌの可愛さに逃げてないのが非常に好印象。
ポスターではこれだけごり押しなのでちょっと不安でしたが、しっかりキー&ピールのキャラで魅せてくれてホッとしました。本当のところ別に猫好きでもなんでもないので笑
ちなみにストーリーあると書きましたが、実際にはないも同然です笑
一応の骨組みだけ申し訳程度にあり、あとはこのキー&ピールのやり取りを見て楽しむだけなんですが、逆にいうとそれだけで100分もたせられるのってすごいと思います。
キー&ピール好きなら間違いなく観て損は無いでしょう。あ、あと猫好きのひともね笑
ちょっとこの手の映画にあまり書くこともないので(笑)、今回はキー&ピールの紹介を兼ねて傑作選を紹介。
もともとこの2人はコメディ・セントラルで「キー&ピール」というスケッチコメディ(事前に撮影された2〜3分ほどのコント)とスタジオでのトークを組み合わせた番組のホストをしています。
日本でいったら一昔前に「笑う犬の冒険」という番組がありましたが、あんな感じでしょうか。
そのスケッチコメディの面白さと彼らが産み出した個性的なキャラクターたちのおかげで人気に火がつき、今こうして長編の映画が公開されるまでに至りました。
もともとこの2人は白人の母と黒人の父を持つバイレイシャルであることを武器として、アメリカの人種問題などを面白おかしくとりあげたネタが多く、さらにはポップカルチャーの引用などもしばしば取り上げられます。とりわけ80年代のテレビ番組が好物のよう笑
まぁ百聞は一見にしかずということで、実際に僕なりのベストを作ったのでどうぞ↓
新作映画やドラマのことを話すのが好きで、人やキャラクターの名前を意味もなく複数形にすることが多い。
というわけでこの2人が主演で映画が公開されましたよ、という話でした。
トレーラー
IMDb 7.1/10
Rotten Tomatoes 77%
metacritic 63/100
日本公開:未定
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