監督:ヤーロー・チェニー、クリス・レナウド
出演:ルイス・C・K、エリック・ストーンストリート、ケビン・ハート
音楽:アレクサンドル・デスプラ
87分
つまらんっす。
優しいオーナーのもとで飼われ幸せな日々を送っていた犬のマックスだったが、ある日もう一匹の犬デュークが現れたことで生活は一変。そして散歩に連れて行かれた際にこの2匹は誤ってアニマルコントロールに連れて行かれてしまう。果たして彼らは無事飼い主の元へ帰ることができるのか…。
劣化したペット版トイ・ストーリーでした。
まずコンセプトからそう。
飼い主が出かけている間、ペットたちは何をしているのか…?
そしてストーリーのビートもそう。
オーナーのもとで幸せな生活を送る主人公がもう一人のキャラクターの登場によって自分の立場を脅かされ、お互いいがみ合いながらも一緒に問題を解決し、バディ関係を築いていく…。
この要素のどこをどう見てピクサーの丸パクリだと気づかなかったんでしょうか、イルミネーションの人たちは。
そしてストーリーのペースが異常に早い。
常にハイテンションに誰かが喋り続けアクションしながら移動し続けている。というわけでめっちゃ疲れます。いや、これは歳のせいか…笑
もっとメリハリのある作りだと助かるんですが、つねにトップギアって感じ。
おまけにドラマがほとんどない(ほぼギャグとアクションのみ)ので、まず間違いなく大人は楽しめません。まぁただ画面を眺めてる分には楽しくていいんですけどね。
そしてキャラクターのデヴェロプメントもないに等しく、映画作りにおいて最も頭と時間を使うパートを極限まで端折って勢いだけで最後まで描き切った感じです。造形の可愛さだけに時間をかけ内面はまるで空っぽ。
おまけにジョークもまったく面白くなく、映画の9割はジョークなのに一回も笑うことがなかった。もっというと鼻で笑うことすらなかった…。
いやね、たしかにアニメーションって子供がメインのターゲットですし、こんなおっさんが真面目に観るものではないかもしれないですよ。でも世の中にはアニメーション観て楽しみたい大人もいるわけですよ。
そういう大人も楽しめる作品を作る会社こそ真のアニメーション会社だと思うんです。例えばピクサーとか、一時期を除いたディズニーとか。
というわけで僕はこの作品嫌いです。
どうやら全米では初週末に1億ドル以上を稼ぎ出す大成功を収めたようですが、まぁ正直今の姿勢ではあと2〜3本やったらみんな飽きると思います。
そこまでいかないと気づかないか、もしくはしっかり自分たちの立ち位置を見極めて方向修正するのか。イルミーネションの今後の出方に注目ですね。
まとめると、まぁ子供は楽しめるはずです。大人は間違いなくつまらなく感じるでしょう。
映画館でも大人たちのほうがずっと歩き回ってましたから。(それも問題だよな。子供さえあるかないのに、まったく。)
トレーラー
IMDb 6.8/10
Rotten Tomatoes 73%
metacritic 61/100
日本公開:
0 件のコメント:
コメントを投稿