監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス、アラン・アルダ、エイミー・ライアン
撮影:ヤヌス・カミンスキー
音楽:トーマス・ニューマン
141分
大傑作!!!
主に保険分野を担当していた弁護士のジムはある日突然、ソ連のスパイ容疑で逮捕されたアベルという男の弁護を依頼される。アメリカ国民はアベルを死刑にすることを望み、裁判もただの建前であることがジムに知らされる。しかしジムは自身の信念のためアベルを弁護することを決意。そして時を同じくしてソ連上空で撃墜されたアメリカ軍のパイロット、パワーズが捕虜となり、ジムはこの2人の捕虜交換の大役を任されるのだが…。
スピルバーグがまた大傑作を生み出した!
圧巻はやはりトム・ハンクス。この人はやっぱりすごい!本当に素晴らしい演技をする。
スピルバーグにしてはテーマの割にかなり軽いタッチの作品で重苦しくならないのがまたいい。そしてそれを支えているのが間違いなくトム・ハンクスの演技。
そしてもう一人の主役がソ連のスパイを演じているマーク・ライランス。
この人はんもうとにかく素晴らしいです!
オスカー助演男優賞はこの人で決まりでしょう。(まだ気が早いか…笑)
それでも本当に冗談じゃないくらいに素晴らしい演技を魅せてくれました、この人。
ヤヌス・カミンスキーのカメラワークはいつも通り冴えてるし(それにしても今回やたら光源をフレームに入れてたけど、どういう意味があったんだろうか?そしてやたらと広角レンズを使っていた。それもどういう意味があるのだろうか?考え出すとキリがないなぁこの映画。深いなぁ…。)、今回は体調を理由に降板したお馴染みのジョン・ウィリアムズに代わって、トーマス・ニューマンがスピルバーグ組初参加!(なんていいチョイス!)
この人の音楽でスピルバーグの映画に新たな風が吹き込まれた気がします。
ここ10年ぐらいのスピルバーグ作品でもっとも良く出来た映画です。
映画好きなら間違いなく必見で、スピルバーグ好きの人ならばきっと劇場に何度も足を運ぶことになるでしょう。
トレーラー
IMDb 8.2/10
Rotten Tomatoes 93%
日本公開:2016/01/08
『プライベート・ライアン』
スピルバーグ、トム・ハンクスのタッグといえばこれ、な傑作戦争映画。ノルマンディーのシーンは何度観ても鳥肌が立つ…。
『ミュンヘン』
スピルバーグ作品のなかでも本作はこれに近いかもしれない。
『キャプテン・フィリップス』
トム・ハンクスが最近で一番良い演技を魅せた作品。スリリングな傑作です。
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