2015/07/25

"Paper Towns" 『ペーパー・タウンズ(原題)』

監督:ジェイク・シュレイヤー
出演:ナット・ウルフ、カーラ・デルヴィーニュ、オースティン・エイブラムス
撮影:デイヴィッド・ランゼンバーグ
音楽:ソン・ラックス
109分

思ってたより良い!!

高校卒業を目前に控えるクエンティンは成績優秀、学校もサボらず、世間一般の人同様に大学に行き就職し家庭を持つ平凡な人生を歩むことを受け入れていた。
しかしそんな彼にも一つ気になることが。それは彼が子供の頃に向かいに引っ越してきたマーゴという女の子。お互い成長するにつれ疎遠になっていったが、ある夜マーゴがクエンティンの部屋に突如侵入してきたことで彼の人生は変わり始める。




まず登場人物の作りが良く出来てます。たしかにこの手の映画によく出てくるキャラクター感は否めないですが、マーゴ以外は全員どこにでもいそうな感じが出ていて好感度は高いです。とりわけクエンティンの親友2人のキャラは、彼らのおかげで物語に奥行きが加わっていると言っても過言ではありません。

問題のマーゴも突飛と言っちゃ突飛なんですが、そこまでぶっ飛んでないし、お話自体も意外と地に足ついたものなので、彼女のこのバランスは素晴らしいと思います。
マーゴを演じたカーラ・デルヴィーニュはモデル出身ですが、モデルっぽくなく、なんとも言えない親近感を覚える顔立ちです。もちろんこんな人が近くにいたらドキッとするでしょうが、あまり観客と遠すぎない感じがいいです。可愛いんだけど完璧じゃないみたいな。



ていうかこの作品、この前観た『ミー・アンド・アール・アンド・ザ・ダイイング・ガール』と雰囲気がちょっと似てるんですが、こちらの方がはるかに素晴らしいです。
なぜなら作品の持つ主題がストレート、かつ分かりやすく描かれてるからです。別に分かりやすければいいというわけではないですが、やっぱりテーマが見えてくるのとこないのとでは観終わった後の清々しさが違います。

それにしても、これだけよくできた青春ものを観たのは久しぶり。
さしずめ高校生版『(500)日のサマー』っといったところでしょうかね。
サントラもすごくいいです。おすすめ。


トレーラー

IMDb         7.1/10
Rotten Tomatoes     57%

日本公開:未定

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