監督:ブラッド・ペイトン
出演:ドゥエイン"ザ・ロック"・ジョンソン、カーラ・グギーノ、ポール・ジアマッティ
撮影:スティーヴ・イェドリン
音楽:アンドリュー・ロッキントン
114分
意外と面白かった!…が!
ある日、サンアンドレアス断層を起源とした大地震がカルフォルニア全域を襲う。レスキューヘリのパイロット、レイは娘の救助のため、別れた妻とともにサンフランシスコへと向かう。
普段見慣れている街並みがここまで破壊されるなんて、さすがハリウッド。やることが違います。
主演はザ・ロックことドウェイン・ジョンソン。
『ワイルド・スピード』の新作では病院で留守番となり、出番はかなり少なめでしたが(まぁラストのLA市街戦では暴れまくってたけどね笑)今回は単独主演!そういえばこの人ってなんらかのシリーズに途中から加入して美味しいところを持っていくという役回りが多かったんですが、今回はようやくまっさらな状態からの登場ですね。
そんなザ・ロックの元奥さん役のカーラ・グギノは『スパイ・キッズ』のお母さん役で有名ですね。さすがにあの頃の美しさはないですが、元が美人なのでいい年の取り方をしてると思います。
そしてそんな2人の娘役を演じたアレクサンドラ・ダッダーリオは目が印象的なナイスバディの美人さんです。たしかにカリフォルニアンガールって感じがします。本人はNY出身らしいですが笑
正直この手の映画って自分が普段気にして見ていることに意味がなかったりするので、あんまり語れることはないのですが(笑)、やっぱり一番すごかったのはエフェクト!
何年か前に『スカイライン』という超B級なんだけどCGだけはすごい地球侵略映画を作り上げたストラウス兄弟の弟コリンがVFXスーパーバイザーをやっているだけあって、画はしっかりしてます。数年前だったらこんなのILMかデジタル・ドメインしか出来なかったのに、すごい時代になりましたなぁ。
そしてこの作品、日本では突如公開が延期になってしまったようなんですが、観たらなんとなく理由が分かりました。地震とか津波の描写がリアルとかそういうんじゃないんです(いや、たしかにリアルなのは間違いないんですが)。
なんというかやっぱりあの日のことを思い出してしまいます。自分はあの地震の日、幸いにも何も被害はなかったのですが、そんな僕でも胸が痛くなる描写が結構ありました。なんというか、その時被害に遭われた方の気持ちを思い起こさせるというか、そういう経験をしたわけでもないのに、なんとなく彷彿とさせるんです…。
やっぱりこういう「地震」とか「津波」 の映画は日本人にはすこし早いのかなというのが自分の印象です。映画として楽しむにはあまりに傷が深すぎます。
こういう娯楽として作られた自然災害ものも絵空事のフィクションとして楽しめる日が1日でも早く来るといいですね。
まさかこの映画でこんなことを考えることになるとは思いもしませんでしたが、まぁ実際に受けた印象は上記の通りなんです。はい。
トレーラー
IMDb 6.6/10
Rotten Tomatoes 50%
日本公開:延期により未定
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