監督:キャメロン・クロウ
出演:ブラッドリー・クーパー、レイチェル・マクアダムス、エマ・ストーン
撮影:エリック・ゴーティエ
音楽:ヨウン・ソー・ビルギッソン(ヨンシー)
105分
とある任務のためハワイへ降り立ったブライアンは、そこでかつての恋人トレイシーと思わぬ再会をする。時を同じくして、ブライアンの世話役でもあるアリソンとも心を通じ合わせるようになるが…。
やっぱりイイです、キャメロン・クロウの映画は。
キャラクターがしっかり活きてます。
今年初めに『アメリカン・スナイパー』で驚異的な演技を見せつけたブラッドリー・クーパーも、今回はおっとりした性格ながら決める時は決める「出来る男」を嫌味なく演じていて素晴らしかったです。じつはこういう役の方がシリアスな役よりも合ってるんだよな、彼は。
そしてレイチェル・マクアダムスも大きな秘密を抱えながら、2人の男の間で揺れ動く様子を相変わらずのキュートな魅力で確実にうまく自分のものにしてます。
そしてそして、今回の目玉と言っていいエマ・ストーン!!
"Easy A"以来の素晴らしく魅力的な演技!!こんなに天真爛漫で笑顔が素敵で、姿勢のいい女性がいたら惚れてしまいます…。正直『バードマン』でのビッチ演技はあんまり好きじゃなかったんですが、今回のような役こそ彼女の本領発揮です!
音楽に関しても前作"We Bought a Zoo"から引き続いての登板となるヨンシーが、ハワイアンテイストをちりばめながら物語に花を添えていきます。
正直、撮影に関してはイマイチだった。とりわけ冒頭、メインキャラクター3人が初めて顔をあわせる場面。カメラぐるんぐるん回すのは勘弁してほしかった…。
このエリック・ゴーティエというDP、僕は好きになれる気がしない。引き続きロドリゴ・プリエトがやってくれてればよかったのに…。
という感じですがまとめると、僕はすごく満足しましたこの作品。
ハワイの幻想的な風景をバックに紡がれる、再生の物語。
たしかにストーリー的に?なところや、もっと出来るだろうってところもあったけどね。
まぁあのエマ・ストーンの可愛さにとにかく僕は大満足でしたよ。(てのは半分冗談半分本当で、もちろん話の内容もよかったです笑)
トレーラー
IMDb 5.3/10
Rotten Tomatoes 18%
日本公開:未定
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