2015/05/10

"Maggie" 『マギー』

監督:ヘンリー・ホブソン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、アビゲイル・ブレスリン、ジョエリー・リチャードソン
撮影:ルーカス・エトリン
音楽:デヴィッド・ウィンゴ
95分

暗い!メリハリがない!

ゾンビアポカリプスを経た世界。感染した人間はその時が来るまで家族とともに残りの時間を過ごすことを許されていた。ある日、ウェイドは娘マギーが感染したことを知り、後に待ち受けるマギーの運命に苦悩するのだが…。


まず始めに言っておきます。
僕はシュワちゃんの大大大大大大大ファンです。
僕が初めて好きになったスターは間違いなくこの人シュワちゃんですし、シュワちゃんの映画とともに成長し、彼は今でも僕の中で1番のハリウッドスターです。


と、いうわけで僕はこの人が画面に映ってるだけで満足だったりします
なのでまぁこの映画を観る目的はそれだけで達成したわけなんですが、観てから1日経ちましたし、ちょっと客観的な視点から考えてみましょう。


まずテンポ悪いです。全編を通してだいぶ何も起こりません。
描かれてるのはゾンビになる運命の当人とその家族の苦悩と葛藤です。
ここに注目して1本の映画を作るっていうのはあんまり見たことがなかったので発想的には面白いと思ったんですが、なぜ今までそういう映画が作られなかったのかが分かりました。救いようのない話なのでだいぶです。


それにこの映画ではその葛藤がしっかり描かれてるかというと…うんんん…。
田舎町が舞台なのでヴィジュアル的に面白くないのに、セリフも少ないからどうにも伝わってくるものがないのです…。


それに暗すぎです。
ただでさえ、暗い話なのに色彩を削ぎ落しほぼグレーになってる画面がだいぶ憂鬱さを助長し視覚的にだいぶつまらないです。
マジックアワーのシーンも多いわりにはそのせいで台無しになってたりします。


ストーリーも後半はだいぶ良くなりますが、前半の描写がいわゆるゾンビもので何千回と描かれてきた描写が多く退屈します。

まぁまとめると、シュワちゃんとかアビゲイル・ブレスリン(この子どんどん良い女優になってくなぁ)のファンとかでない限り観なくてもいいかな…。


トレーラー

P.S.
それにしても「シュワちゃん」っていいニックネームだよなぁ。アメリカに来てこの呼び方を使えないのは結構ツラい。シュワルツェネッガーって英語だと発音しづらい(ていうか自分には発音できない)し、アーニーって、そもそもそう呼んでる人を観たことないし、すごい違和感ありありだし笑
淀川さんは偉大!

IMDb       6.3/10
Rotten Tomatoes   52%

日本公開:2016/02/06

追記:2015/12/17 - 邦題、日本公開日確定しました。

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