2015/05/14

"Mad Max: Fury Road" 『マッドマックス/怒りのデス・ロード』

監督:ジョージ・ミラー
出演:トム・ハーディ、シャーリズ・セロン、ニコラス・ホルト
撮影:ジョン・シール
音楽:ジャンキーXL
120分

すげぇ!!!


妻子を亡くし1人旅をするマックスはある日イモータン・ジョー率いるカルト集団に捉えられる。時を同じくして、ジョーの手下であった女戦士フュリオサは彼の5人の妻と共に逃避行を決行。ジョーは彼女らを取り戻すべくフュリオサのあとを追跡する。ジョーの手下の1人ナックスは人質であったマックスを彼の車に縛り付け同行させるのだが…。



んもう、すごいです!!全てが!!
ただそれだと伝わらないでしょうから順を追って説明しましょう。


まずスタント!
これは素晴らしい!今まで観た中で一番すごい生身のアクションだった。
もちろんCGを使ってるところはあるんですが、基本的にそれに逃げなかったのはすごい。
てかこんなに複雑なスタントを描けるのは本当にハリウッドだけだな、と痛感。
絶対に他では観られないクオリティです。


プロップ!!
画面に映るもの全てがクレイジー!車のデザインを代表として今まで見たことがないガジェットがてんこもり。なかには笑ってしまうものもあるんですが、そういうところがこの作品を観客から離れすぎないよう上手く効いている。

そして撮影!!
そうです!撮影監督、ジョン・シールですよ!!
すばらしい画面構成とてきぱきとしたアクションの捉え方。もうね、最高。
そもそもがめちゃくちゃ複雑なスタントで構成されていてごちゃごちゃになりかねないアクションなんかも、きっちりとエスタブリッシングショット が入れられ、アクションのハイライトはしっかり引き画でぱりっと魅せる。トレーラーでも分かるんですが、本当にホレボレするカメラワークです。




いつもは褒めるだけでは終わらないこのブログですが、正直この作品はダメな部分でさえも補って余りあるほどパワフルなので、たとえそういう部分があったとしてもまったく覚えてないのが事実です笑

ただただ圧倒される。そんな作品。

ここまで完膚なきまでに批評的に観るのを降参させられた作品は本当に久しぶりだなぁ…。



IMDb       9/10
Rotten Tomatoes    99%

日本公開:2015/06/20

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