監督:リー・トランド・クリーガー
出演:ブレイク・ライヴリー、ミシェル・ハイスマン、ハリソン・フォード
撮影:デイビッド・ランゼンバーグ
音楽:ロブ・シモンセン
109分
結構嫌いじゃないです。
アダラインはとある事故により歳を取ることのない体質になってしまう。人と違うことを恐れたアダラインは新たな身分を手に入れひっそりと暮らしていた。そんなある日、魅力的な男性エリスと出会うも、大切な人との分かれを幾度となく経験してきたアダラインは一歩を踏み出せずにいた…。
なんと言うか、まぁまぁ良く出来てたって感じです。
話の序盤、サンフランシスコの街が発展していくまでを描いているパートなんかは構成やら音楽がすごく上手く効いていて、なんとも言いがたいノスタルジアを感じました。
自分が今実際に住んでいるからこそ、そう感じたのかもしれませんが…。
ただやっぱり観ててダメな部分が多かった。
まずナレーション。マジでいらない。特にクライマックスではやめて欲しかった。
それからストーリー。ハリソン・フォードのくだりは尺稼ぎなのがバレバレ。
テーマもなんだか絞れているようないないような…。
自分だけ歳をとらない孤独を描きたかったのか、それさえも乗り越えようとする愛の物語なのか、どっちつかずやった。
結構悪いこと書きまくってますが最初にも書いた通り、意外と自分はこの作品嫌いじゃないです。
編集のセンスは結構いいですし、 音楽の使い方も良い。撮影も普通っちゃ普通だけどエクストリームクロースアップの使い方とかは結構うまい。
たぶん脚本がダメだったんだろうな。あとブレイク・ライヴリーは、ん〜、もうちょっと頑張った方が良かったかな…。表情が乏しいんですよね…。
一番良かったのはやっぱりエレン・バースティンだった。この人、こんなチョイ役なのになんでこんなに存在感があるのだろうか…。
トレーラー
IMDb 7.5/10
Rotten Tomatoes 52%
日本公開:2015/10/17
追記:
2015/05/21 - 邦題、日本公開日変更しました。
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