監督:オリヴィエ・メガトン
キャスト:リーアム・ニーソン、ファムケ・ヤンセン、マギー・グレイス
撮影:エリック・クレス
音楽:ナサニエル・メカリー
109分
トレーラーでだいぶネタバレしちゃってますが、今回ブライアンは大変な目に遭います。(それはいつもか。)
その真相を探るために孤軍奮闘する訳ですが、やっぱりシリーズも3作目までくるとリーアム・ニーソンの最強具合が分かっているのでなんというか観ててハラハラしないというか、安心して観れちゃうんですよね。
アクションも1作目ほどじゃない(いや正確に言うと1作目とはほど遠い出来だ)し、今回は謎解きの要素が加わっているにもかかわらず、その真相もしょぼい。
1作目が成功した理由って、話が想いも寄らぬ方向に進んで主人公(もちろん観客も)が想像してないなかったほどダークな世界に、引きずりこまれていくところだと思う。
ただそんな明らかに手に負えないであろうダークネスにも娘のため、みじんも躊躇せず突き進んでいくリーアム・ニーソンの背中がとてつもなく格好良かったのである。
一番の問題はやっぱり監督の交代だと思う。
ピエール・モレルの他の映画がすごい良いかといえばそうでもないんだけど、少なくとも2と今作を手がけたオリヴィエ・メガトンよりかは良い。
というのもピエール・モレルは撮影部からあがってきた逸材なので、少なくともアクションの撮り方と魅せ方を熟知している。また画作りも巧い。
今作は前半のチェイスシーンのお粗末さでのっけからがっかりさせられた。今時インディペンデントのフィルムメイカーでもあんな切ってつなげただけのチョッピーなシーンは作らない。
まぁいろいろ酷いことばかり書いたけど、普通に娯楽として楽しめる映画であることは確かですよ。でもレンタルでいいかな笑
トレーラー
IMDb 6.9/10
Rotten Tomatoes 11%
日本公開:21015/01/09
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