監督:ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ
キャスト:ライアン・ポッター、スコット・アツィット、
製作総指揮:ジョン・ラセター
音楽:ヘンリー・ジャックマン
102分
さすがディズニー、面白い。感動はしないけど。
いまいちトレーラーではつかめなかったストーリーも実はしっかりしていて、宣伝がなぜキャラ推しなのだろうかと観終わって思ったりもした。まぁその方が子供は観に来るか。
事故で兄貴を失った少年ヒロが、その兄が遺した介護型ロボット、ベイマックスと共に兄の死の真相に迫るお話です。
ストーリーだけだと泣き所めちゃくちゃ作れる気がするんだけど、いちいち推しが一歩足りてなくて、感動まではいかない…。
見どころはやっぱり観た人みんなが言う、東京とサンフランシスコが合体した街、サンフランソウキョウ!
最近のSF映画によく出てくるパワードスーツ。『エリジウム』とか『オール・ユー・ニード・イズ・キル』にも出てきたあれです。あれも介護や医療目的で作られたものもあるけど、実際にはスーパーソルジャーを作り出すという軍事利用もあって、実はテクノロジーっていうのは人を助けることと救うことの表裏一体であるわけです。
このベイマックスもプログラム一つで破壊兵器になりうるという描写があって、確かに正しいけどディズニーもそこまで描くのか…と少なからず衝撃を受けた。自分が小さい時に観たら、あのシーンは絶対トラウマになる…。
こういうところは『アナと雪の女王』も然り、自らが作り上げた「夢」を壊しにいってて何だかなぁ…という感じ。
こうした一筋縄ではいかないアニメーションを観て育った子供たちがいったいどんな時代を作っていくのかな、とかそういう我ながら壮大なことを思いながら劇場をあとにした。
トレーラー
IMDb 8.1/10
Rotten Tomatoes 88%
日本公開:2014/12/20
http://www.disney.co.jp/movie/baymax.html
0 件のコメント:
コメントを投稿