『LUCY/ルーシー』 "Lucy"
・あらすじ
闇社会へと引きずり込まれたルーシー(スカーレット・ヨハンソン)は、謎のドラッグによって人智を超えたパワーを手にし、彼女を監禁した韓国マフィアへの報復を決意する。
・トレーラー
監督&脚本:リュック・ベッソン
出演:スカーレット・ヨハンソン、モーガン・フリーマン、チェ・ミンシク
撮影:ティエリー・アルボガスト
音楽:エリック・セラ
アクション :★★☆☆☆
ヴィジュアル :★★★☆☆
スカヨハ度 :★★★★☆
チェ・ミンシク度 :★★★★★(★)
リュック・ベッソンが久しぶりに新作をリリースしました。
『レオン』で完璧に心奪われた自分としてはこの人の作るアクション映画には無条件で期待してしまいます。
今回の映画は、10年前だったら絶対ミラ・ジョボヴィッチ主演だろうってぐらい典型的な監督の趣向が詰まった戦う女性映画である。
主演はスカーレット・ヨハンソン。
ちなみにリュック・ベッソンはハリウッド映画に憧れるフレンチ映画製作集団、EUROPACORPを率いているわけだが、今回も例によってEUROPACORP製作である。
この集団の目指すところは洗練されたアクション、スマートなカーチェイス、下っ腹に響く銃声、そしてエレガントなスローモー、要するに木曜洋画劇場のための映画である。
もちろん観客はそれを分かって観にくわけなのでアクションというのはすごく大事なパートを占めている、と思う。
だがこの映画は、アクションよりもサイエンス・ディテールを重視したものとなっていました。
肝心のアクションはルーシーが最強過ぎてまったくハラハラせず、カーチェイスも撮り方はうまいが、あまりに雑。クライマックスに至っては突如実験映画へと変貌を遂げます。
まとめると、この映画は僕が求めてたものと違ったわけです。もっと言うとつまらなかったわけです。
ただルーシーが発揮する特殊能力のヴィジュアルと見せ方はすごくクオリティ高いと思います。あと、チェ・ミンシクが大好きな自分にとっては、彼が常に汚い言葉遣いで喋っているのを観られたのも癒しとなりました。
まぁ言うても見どころはその2点ぐらいかな。。。
IMDb 6.6/10
Rotten Tomatoes 64%
日本公開:2014/8/29(金)
0 件のコメント:
コメントを投稿