監督:ポール・トーマス・アンダーソン
キャスト:ホアキン・フェニックス、ジョシュ・ブローリン、キャサリン・ウォーターストン
撮影:ロバート・エルスウィット
音楽:ジョニー・グリーンウッド
148分
何だこれは!!全然分からない!!
でもすごい不思議な魅力に満ちている!
ただでさえ会話シーンの理解が危ういのに、いちいち前後のつながりを切る脈絡の無い事柄と大して重要でない人物がたくさん出てくるので、頭の中がんもうこんがらがる!
というわけで、これはこの無駄を楽しむものなんだなと途中から開き直り、ストーリーを追う努力は早々に放棄笑
ストーリーについて行こうという肩の荷が下りた(?)ためか、かなり笑える映画だなというのが観終わったあとの感想。
というのもこの映画、すごく『ビッグ・リボウスキ』に似ている感じがする。
特にナンセンスなギャグの使い方。
やっぱりホアキン・フェニックスは良い役者。下手すれば観ててイライラするような、脱力系の探偵を演じてるのですが、まぁ自然。
嫌みったらしくもないし、どんな困難にも決して抗わずさらりと右から左へと流してしまうさまは確実に映画にプラスな要素として機能している。
そしてもう1人の主役がジョシュ・ブローリン。
明らかにねじ一つ外れてる警官を真顔で演じていて、すごい存在感。
おまけに中盤の日本料理屋のシーンでは謎の日本語を披露。そう、ていうかこういう描写が『ビッグ・リボウスキ』っぽいんだよな。
正直この2人以外の役は何のために出てきたのか「…?」なところもあるけど、なかなか味わえない感覚で楽しめる映画という点ではかなり貴重な映画!
おすすめ!!ってわけじゃないですが、まぁ時間がある時に観てみると良いかも笑
トレーラー
IMDb 7.5/10
Rotten Tomatoes 69%
日本公開:2015/04/18
追記:
2015/05/21 - 邦題を確定、日本公開日を変更しました。
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