2014/03/29

『ダラス・バイヤーズ・クラブ』


『ダラス・バイヤーズ・クラブ』を鑑賞。



・あらすじ
主人公ロンは突如HIVを宣告される。ゲイしかエイズにはかからないという間違った理解や、保守的で知られるテキサスという場所柄で、どんどんと居場所を失っていく。しかし生きたいという思いが彼を変える。病院で知り合った同じくHIV患者のレイヨンと共同で、ロンは国内で未認可の薬をHIV患者のために大量に密輸し、それを会員制のクラブで配布する事業を始める。


・トレーラー



・評価

ストーリー:★★★★☆
キャスト :★★★★★(★)
ゲイ描写 :★★★★☆



75点!



オスカーを穫った俳優を褒めるのはにわかな感じがしてあまり気が進まないのですが、
今回はマシュー・マコノヒー、ジャレッド・レトともにベストなパフォーマンスを見せていて、納得です。



マシュー・マコノヒー、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』ではんんーん!ですごいインパクトを残し早期退場してましたが、今作はしっかりと魅せてくれます。
やせ細っていくさまは分かっていても、やっぱり観ていてツラくなります。
それでも前向きに、しかし善人になる訳でもない複雑なキャラクターを素晴らしい演技力で体現しています。
ちなみに彼が中盤で言うセリフ「FDAなんてクソ食らえ、俺はDOAだ」は、この一文でロンという人間性を表現している素晴らしいダイアローグです。



そしてもっとすごいのがジャレッド・レトの変貌具合。
今年、オスカー助演男優賞にレトの他にノミネートされた人たちは不運だったとしか言えません。
ジャレッド・レトであることを忘れます。完璧にキャラクターになりきってます。
フィンチャー映画好きの僕にとってはもともと好きな役者さんではありました。
ただまさかここまでの演技派になるとは思ってなかったですね・・・。



ストーリーも内容が内容だけに重いかと思っていたのですが、悲壮感を漂わせることなく、むしろデヴィッド・ボウイやマーク・ボラン、T-REXなど時代に抗った、きらびやかな音楽が作品を彩り、さくっとした出来になってます。



ゲイ描写もこの手の映画にしては比較的ゆるいほうなので見やすかったですね。



0 件のコメント:

コメントを投稿