2014/03/17

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』を鑑賞。


監督:アラン・テイラー
出演:クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストン
2013年/アメリカ/112分/原題:Thor: The Dark World 



70点!


何千年も昔…ソーたち光の種族と争っていた闇の種族ダークエルフはエーテルと呼ばれる不思議な物体を利用し、世界を暗黒で包まんと目論んでいた。しかし、それは光の種族の王によって阻止され、エーテルは封印されてしまう。そして、アベンジャーズの戦いの傷がまだ癒えぬ現代。偶然エーテルを発見してしまったジェーンの前に再びソーが現れる…。


『アイアンマン3』(2013 / Iron Man 3)に続くアベンジャーズプロジェクト第二章というわけで、観てきました。普通に楽しめましたよ。


ただやっぱり他のアメコミキャラクターと決定的に違うのが、ソーの不死身加減。ていうか神だし、危ういところがひとつもない。このことが全編通していまいち緊張感に欠ける一番の要因。
それと戦い方が地味。基本的にハンマー(何か名前あったけど忘れた…)と雷攻撃のみ。
神だからアクロバティックには戦わない。やっぱ、どっしり構えてないとね。


そんななかで考えたな、と思ったのがラストの(文字通り)時空を超えたバトル。
ちなみに結構コミカルに仕上がってるので、ハラハラしたい人には物足りないかもですが、緊張しすぎず観られるのでこの手の映画ではグーです。


監督はアラン・テイラーという聞き慣れない人。
僕はこの人を全然知りませんでしたが、どうやら次回作としてあのターミネーターの新作を任されているみたいです。



ちなみにアベンジャーズつながりで、日本では4月公開の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014 / Captain America: The Winter Soldier)では監督が大ベテランのジョー・ジョンストンからルッソ兄弟というあまり聞いたことのない監督へとチェンジ。

去年公開された『アイアンマン3』に関しても監督がジョン・ファヴローから比較的監督数の少ないシェーン・ブラックへとバトンタッチ。

こうしたテコ入れから見えることは、マーベルが本気でこのアベンジャーズプロジェクトを将来的に長く続けるつもりでいること。

そしていち映画ファンとして願うこのプロジェクトの最終形態はもちろん、フォックスとソニーが参加してX-MENとスパイダーマン、そしてアベンジャーズ連中が共演することですよね…。






0 件のコメント:

コメントを投稿