『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を鑑賞。
監督:マーティン・スコセッシ 出演:レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーゴット・ロビー 2013年/アメリカ/179分/原題:The Wolf of Wall Street |
80点!!
金持ちになりたいと願う青年が自ら証券会社を起こし、実際に金持ちになるお話です。
正直ストーリーはどうでもいいので端折って書きました。
見どころは何と言ってもディカプリオのキメっぷり!
常にハイで、女にだらしなく、ばか騒ぎを先導するいわゆるろくでなし。
それでありながら彼が演じるジョーダンの話しっぷりには耳を貸さずにはいられない魅力があります。
そして私は『スプリング・ブレイカーズ』のようなバカ騒ぎ映画が大好物なのでかなり楽しめました。
このまさしく"狂乱"な映画を作り上げたのは、御年71歳のマーティン・スコセッシ。
正直これだけの人人人、物物物をまとめあげるなんてことは常人にはとうてい出来っこありません。生ける伝説。
ディカプリオとは通算5度目のタッグですが、正直これまでのタッグ作品で良いと思えたものはありません。
『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2001 / Gangs of New York)、『アビエイター』(2004 / The Aviator)、『ディパーテッド』(2006 / The Departed)、『シャッター・アイランド』(2009 / Shutter Island)
『シャッター・アイランド』以外どれも2時間半超えの大長編であり、どれも途中から冗長に感じてしまうのです。(ちなみに全て劇場で観てるので条件は一緒のはず…。)
しかしディカプリオ不参加の前作『ヒューゴの不思議な発明』は大傑作ときて、この人はディカプリオとやらないほうが良いのではないかと思ってましたが、それは間違いだったようですね。
正直、人にお勧め出来るかと言われればノーなんですが、私はこの映画の登場人物誰もがすごく魅力的に思えましたし、何よりバカをしでかす人々を愛おしく思ってしまうのです。
というわけで、僕は断然この映画を支持します!
P.S. 金魚ってウマいのかな・・・。
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