監督:マイク・ミッチェル、ウォルト・ドーン
出演:アナ・ケンドリック、ジャスティン・ティンバーレイク、ゾーイ・デシャネル
撮影:ジュン・ヨンダク
音楽:クリストフ・ベック
92分
おぉ!意外と良い!
歌とダンス、そしてハグをこよなく愛するハッピーな生き物トロール。そんな彼らはかつてバーゲンというトロールを食べる巨大な生物のもとから間一髪逃れ、今の生活があるのであった。そんなある日、とあるバーゲンが彼らの所在をつきとめ数匹が囚われの身に。
王女であるパピーはそんな彼らを救い出すため、バーゲンたちの街へと繰り出すのだが。
僕的にはこの作品、すごく良かったです。
子供騙しだろうと観る前は思っていたんですが、蓋を開けてみてびっくり…やっぱり子供騙しでした笑
ただそれも徹底してるから逆に大人でも楽しく見れるという不思議なパラドックスをこの映画は持っています。(少なくとも僕にとっては笑)
この映画、僕が一番気に入ったポイントはその世界観です。
もはやLSDトリップとも例えられるほどの眩しいほどの色・色・色のオンパレード。
そして不気味なクリーチャーたちなど、はっきり言ってこの世界観は他の3DCGアニメーションでは見られなかった、かなりオリジナルなものでした。
それが僕がこの作品を好きだと思える一番の理由 。
そして声優陣に関しては主役のプリンセスパピーを演じたアナ・ケンドリックがかなりハマリ役で、もともと歌のウマさに定評のある彼女の歌のシーンが素晴らしいのはもちろんなんですが、ちょっと幼くお茶目な感じのプリンセスパピーの声にぴったりでした。
正直ジャスティン・ティンバーレイクはそこまでだったかな…。ていうか映画のクライマックスぐらいまで歌わないし笑
キャラ的にも偏屈なキャラなのでそこまで好きになるとかはない。明らかにデヴェロプメント不足。
意外だったのが悪役バーゲンのキャラがしっかりしていたところ。トレーラーにもほとんど出てこないし、ポスターには姿すらないのにしっかりと手が行き届いており、こういう風にキャラへの愛を感じる作品は好きになってしまいます笑
まとめると、観て損はないです。
子供は間違いなく楽しめますし、大人でも普段アニメーション見るような人なら満足出来る作品です。
歌も素晴らしいし、 90分の現実逃避を存分に楽しみました笑
トレーラー
IMDb 6.7/10
Rotten Tomatoes 74%
metacritic 56/100
Cinema Score A
日本公開:未定
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