監督:マイケル・ベイ
出演:トビー・スティーブンス、ジョン・クランシスキー、フレディ・ストロマ
撮影:ディオン・ビーブ
音楽:ローン・バルフェ
144分
マイケル・ベイ、やるじゃん!
傭兵として雇われ、リビアのベンガジで警備に当たるローン一行。そこに新たに加わったジャック。国内の情勢はどんどん悪くなり、ついにベンガジの過激派勢力がアメリカ大使館を襲撃。ローンたちは彼らを助け出し、この国から生きて脱出出来るのか…?
正直、観る前はかなり不安でした。
マイケル・ベイが実際にリビアで起こった悲劇を映画化するなんて、いったいどういう風の吹きまわしだと。
ただ今回マイケル・ベイのつまらないギャグや無意味に派手な爆発などの悪い癖が限りなく抑えられ、かなりリスペクトフルな仕上がりに。
そもそもこの人、『ザ・ロック』という90年代を代表する大傑作アクション映画を生み出していますから、演出手腕があるのは周知の通り。
ただ最近はやめるやめる詐欺の『トランスフォーマー』シリーズでちょっとうんざりしてき始め、その最中にぽっと作られたのがこの作品なわけです。
今作にはドル箱スターは誰一人として出ておらず(ジョン・クラシンスキーは『ザ・オフィス』で有名になったけど、映画スターとしては一般には認識されてないはず)、そんな半インディペンデントな作りにもちょっと好感を持ちました。
その分ドラマに割く時間が増え、そんなにうまくいってるわけでもないんですが、マイケル・ベイ映画を観に行ったという前提があるからかかなり充実した印象に…笑
中盤のローンとジャックの友情や、助けに行きたくても許可が出るまで何もできないもどかしさなど、彼らの心情の機微をしっかり描けています。
そしてアクションに関してはマイケル・ベイの真骨頂!キレのあるカメラワークと構成でしっかり魅せてくれます!
ただメインのストーリーが暴動が起こった日の夜が明けるまでなので、視覚的にちょっと見えづらい印象だったのはたしか。とりわけメインの人たちが同じような服着て同じような背格好してるので、イマイチ区別がつきにくくなってしまったのは痛い。
それでも分かるようにするのがディレクターの役割なんですが、まぁここも細かいところだし、多めに見ましょう笑
あとところどころ話の腰を折るシーンが多かったかなぁ…。
緊迫したシーンのあとに結構だらだらしゃべるシーンが挿入されたりするので、そこは結構な減点ポイント!上映時間も2時間半ぐらいあるから、こういうシーンを減らせばもっと良くなった気がする。
まとめると、観ても観なくてもどっちでもいい作品だと思いますが、かなりしっかり観れる作品になっていたのはちょっと意外でした!
たまたまテレ東でかかっていたら、間違いなく最後まで観ちゃうタイプの映画ですね笑
トレーラー
IMDb 7.6/10
Rotten Tomatoes 51%
metacritic 48/100
日本公開:2016/09/07 Blu-ray発売
追記:
2016/08/16 - 邦題、日本公開日変更しました。
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