2014/04/01

『ウォルト・ディズニーの約束』


『ウォルト・ディズニーの約束』''Saving Mr. Banks''を鑑賞


・あらすじ
「メリー・ポピンズ」の作者、P.L.トラヴァース。彼女はウォルト・ディズニーからの映画化のラブコールを受け、ロサンゼルスへ単身渡米。プリ・プロダクションが始まるやいなや、彼女は他の人には理解出来ないほどの注文をつけていく。しかしその理由には彼女自身の過去が隠されていた…。


・トレーラー

・評価

ストーリー         :★★★★☆
キャスト          :★★★★★
音楽            :★★★★☆
コリン・ファレル帰ってきた度:★★★★★(★)

85点!



思ってた以上に良いです。
もっとコメディ調でさくっと観られる作品だと思ってたのですが、
思った以上に心理描写が深く、丁寧。



「メリー・ポピンズ」制作のプロセスが進むにつれて、トラヴァース自身も
幼少時代のトラウマと対峙していきます。これが何ともドラマチック!

初めは違和感ありありな回想への導入も、しだいに本筋である映画化のプロセスと
かみ合っていき、一つの物語として完璧に調和していきます。
そこからのラストのプレミア上映。この場面は涙なしには観られません。



主演のエマ・トンプソンとトム・ハンクスはやっぱり上手い。
この2人に関してはいまさらどうこう言う必要もないでしょう。


また音楽を担当したトーマス・ニューマンは自分が最も敬愛する
映画音楽作家の1人ですが、こういう音楽も出来るんだなぁ、と
ちょっと感心しちゃいました。(←失礼)
まぁ才能のある人は何をやっても上手いものですよね。


ちなみに自分がこの映画で一番うれしかったのは
コリン・ファレルが久々に良い役で出演してたこと。
最近はあまりパッとしてなかったけど、これを機に再び人気が
出てくれたら、うれしいなぁ…。
あ、でも『ニューヨーク冬物語』''Winter's Tale"はコケちゃいましたね…(笑



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